ミャンマーニュース

株式会社 安藤・間（以下「安藤ハザマ」）は3月18日、プレストレスト・コンクリート技術の日本初のパイオニアとして実績を上げる株式会社ピーエス三菱（以下「ピーエス三菱」）と共同企業体を組成し、ミャンマーでの橋建設事業を受注したことを発表。同月12日に首都ネピドーで契約調印式が行われた。

発注元はミャンマー建設省橋梁局で、「東西経済回廊整備計画（パッケージ1、ジャイン・コーカレー橋建設事業）」を受注したという。

同整備計画は日本政府の有償資金協力事業として実施され、2015年にJICAとミャンマー政府が338億6,900万円を限度とする円借款の貸付契約を締結している。

ネピドーで行われた式典にはミャンマー国建設省のハン・ゾウ大臣をはじめ、安藤ハザマのアジア支店長やピーエス三菱のミャンマー事務所長、JICAミャンマー事務所次長など関係者が出席した。

東西経済回廊とはメコン地域の大動脈で、東はベトナムのダナンから、ラオス、タイを通り、西となるミャンマー・ヤンゴンまでの回廊のこと。この回廊のミャンマー国内のボトルネック区間を改良し、メコン地域全体の貿易を活性化することで、経済がより発展することを目的としている。

安藤ハザマとピーエス三菱の共同企業体は、モーラミャイン～コーカレー間にあるジャイン・コーカレー橋、ジャイン・ザタピン橋、アトラン橋という3橋梁の内、他の2橋に先駆けてジャイン・コーカレー橋を架けかえるという。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

安藤ハザマのプレスリリース
http://www.ad-hzm.co.jp/info/

安藤ハザマ
http://www.ad-hzm.co.jp/

ピーエス三菱
http://www.psmic.co.jp/