2019-03-08 19:00
社会
米国、ミャンマー女性の和平プロセス参加を要請

女性の参加は持続可能な和平協定の可能性を高める
ミャンマーのスコット・マーシール(Scot Marciel)米国大使と非軍事の海外援助を行う政府組織である米国国際開発庁(USAID)のテレサ・マッギー(Teresa McGhie)ミッションディレクターは3月6日、マッピング・プロジェクト「女性の和平への貢献(Women Contributing to Peace)」を発表するイベントを開催した。同ベントには、市民社会組織、和平プロセスの利害関係者、政治的指導者、コミュニティのメンバー、ジャーナリストらが参加している。
研究によると、和平プロセスへの女性の有意義な参加は、持続可能な和平協定につながる可能性を高めるという。
マッピングデータには380以上の組織が含まれ、女性が保有する専門知識を示し、和平関連活動に女性を含めることを促進するための実行可能なステップを提供している。
マッピングデータの情報利用を要請
マーシール米国大使は和平の利害関係者に対し、ミャンマーでの和平取り組みを強化するために、マッピングデータの情報を利用するよう要請。同氏は、
「ミャンマーの多くの人々は、和平に向けて非常に長い期間活動し、そして犠牲を払ってきた。これらのマッピングデータがより多くの人々を、公式・非公式を問わず話し合いに参加させるのに役立ち、すべての人々が望む和平に貢献することを願っている」(プレスリリースより)
と述べている。また、USAIDのミッションディレクターであるマッギー氏は、これらのマッピングデータが女性の和平プロセス参加だけではないことに言及。経済的および民主的な改革を促進するあらゆる側面に女性が参加することを促進するためのツールだという。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
在ミャンマー米国大使館
https://mm.usembassy.gov/
在ミャンマー米国大使館のプレスリリース
https://mm.usembassy.gov/myanmar/
USAID
https://www.usaid.gov/
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