2019-02-27 06:30
社会
ジャパンハート、ミャンマー国内初の小児生体肝移植を実施へ

ヤンゴンこども病院に日本の小児生体肝移植チームを招へい
海外・発展途上国に医師・看護師を派遣し、アジアの子どもの命を守る国際医療ボランティア組織である認定NPO法人ジャパンハート(以下、ジャパンハート)が、ミャンマー国内初の小児生体肝移植を3月に行うため、ヤンゴンこども病院に日本の小児生体肝移植チームを招へいすると、2月20日に発表した。ヤンゴンこども病院へ招へいするのは、九州大学病院の小児生体肝移植チームで、これまで現地医師に対し、小児の肝臓・胆道系疾患の手術指導を5回行ってきた。また、生体肝移植技術移転プロジェクトの一環として、3歳のミャンマー人男児を日本に招へいし、九州大学病院で、父親からの生体肝臓移植を実施した。
高度先進医療に至るまでの医療支援を 活動地域の拡大も
ミャンマーの国土面積は日本の約2倍であるにもかかわらず、病気の早期発見・早期診断・手術・継続的なフォローアップ体制などが充分ではなく、高度先進医療が受けられるのは、ヤンゴンだけにとどまっている。ジャパンハートは今後も、「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に活動している国際NGOとして、ミャンマー第2の都市マンダレーで活動を展開することも検討している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ジャパンハート プレスリリース
https://www.japanheart.org/
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