ミャンマーニュース

2019年2月22日、国際協力担当大臣のU Kyaw Tin氏は、欧州連合（EU）のEBA（Everything But Arms）と呼ばれる優遇税制の監督強化派遣団の訪問を受け、ラカイン州における人権と労働権の保護と推進、および関連事項に対する政府の努力について話し合いを行った。

また、2月21日と22日には、外務省のU Myint Thu書記官、欧州委員会貿易総局の副参事官であるHelena Konig氏が共同で議長を務め、ミャンマー政府の関連部署職員とEBA監督強化派遣団による第3回会合が開催された。

会議には、ミャンマー側の各省庁と法務長官府からの代表者、欧州対外行動局のアジア太平洋担当副理事であるPaola Pampaloni氏、駐ミャンマーEU代表のKristian Schmidt氏、EUのEBA監督強化派遣団のメンバーが参加した。

会議において、双方は、国連との協力、ラカイン州、カチン州、シャン州の被災地における人道支援、国内避難民の状況改善、難民の自発的で安全な帰還に向けた助けとなる条件を作ること、ヘイトスピーチや報道の自由、労働権改革の闘い、ラカイン州諮問委員会の勧告と説明責任を実行することなど、様々な問題について議論を行った。

EU代表団はまた、2019年2月18日から19日にかけてラカイン州を訪問し、ラカイン州地域政府首相とラカイン州議会の代表と面談した。

さらに、国立の工業高校を訪問するとともに、Min Ganにあるラカイン族のコミュニティ、Kyein Ni Pyinの国内避難民キャンプのイスラム教徒コミュニティ、シットウェのヒンズー教徒コミュニティの人々と面談した。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/23/02/2019/id-16764