2019-03-05 08:00
社会
「世界野生生物の日」ヤンゴンで象牙などを没収、破壊

野生動物保護の重要性を伝える
3月3日、「世界野生生物の日」のセレモニーで、象牙や野生生物のパーツが没収され、処分された。「世界野生生物の日」は、野生生物の違法取り引きによる生物多様性の破壊や、絶滅の危機を世の中に伝え、野生生物保護の重要性を訴えることを目的に行われている。
この日、ヤンゴン動物園では「世界野生生物の日」を記念してイベントが行われた。その中で森林局のスタッフが、押収された象牙や他の動物の骨などを山積みにし、ロードローラーで砕いた。
EUはミャンマーの取り組みを評価
「世界野生生物の日」には世界でイベントが開催される。EUでは、ミャンマーの取り組みに関する声明が発表された。声明によると、野生生物の違法取り引きは世界で最も利益の多い犯罪で、生物多様性や持続可能な自然開発、貧困撲滅などにも有害な影響を与えている。
EUは、ミャンマーがこの問題に積極的に取り組み、違法取り引き撲滅を強化していることにも触れた。
ミャンマーは2018年5月、野生生物保護の法を強化し、違法取り引きによる象牙などを全て押収することを決めた。ヤンゴンでは野生動物の販売も一切禁止しており、今後全国に展開していく意向だ。
(画像はThe Nationより)
外部リンク
The Nation
http://www.nationmultimedia.com/detail/asean-plus/30365111
Mizzima
http://www.mizzima.com/
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