2019-02-15 21:15
文化
ミャンマーの伝統的な化粧品「タナカ」の日を指定
樹木でつくるペースト状の化粧品 伝統製品のプロモーションが目的
ミャンマー・タナカ生産・輸出協会が、ミャンマー太陰暦の「Tabodweの満月の日」を「タナカ・デー」に指定すると発表した。今年は2月19日が「タナカ・デー」となる。タナカは、ミャンマーで使用されている天然の化粧品。原料であるタナカの木から作られる。色は主に黄土色で、茶色っぽいものから、白色っぽいものまである。「タナカ・デー」は、この伝統製品を広めることを目的としている。
協会は2017年に設立。150名のメンバーで活動している。秘書によると、2月はタナカの需要が上がるという。
「Tabodweの満月の日」には、タナカを生産する主要な町で、タナカに関する会議を行う。タナカフェスティバルも開催する予定だ。(プレスリリースより)
と語っている。
ヤンゴンではタナカフェスティバルも開催
タナカの木は、ミャンマー中央部マグウェイやサガイン地域で豊富に生産されており、約30万エーカーの生産地がある。協会では、海外市場にも参入するため、付加価値のある製品もつくっている。ヤンゴンのピープルズ・スクエアでは、12日から17日までタナカフェスティバルが行われている。会場にはタナカ化粧品の他、伝統工芸品や人形などが並ぶ。また、伝統的な髪型で、顔にタナカを塗った子どもたちも参加している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省 プレスリリース
http://www.moi.gov.mm/13/02/2019/id-16632
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