2017-02-10 16:00
社会
ローマ法王がロヒンギャ族に祈りを捧げる

奴隷から修道女になった聖ジョゼッピーナ・バキータの記念日に
2月8日、フランシスコ・ローマ法王は、ロヒンギャ族の虐待問題について意見を述べ、祈りを捧げた。先週、国連がロヒンギャ族問題に関する調査報告書を公表した。虐待には軍や警察が関与している可能性が非常に高いことがわかり、多方面から非難の声があがっている。
今回のローマ法王の声明も、国連の報告が発表された後のことだ。
この日は、奴隷として扱われていたスーダンから逃れ、イタリアのカノッサで修道女となった聖ジョゼッピーナ・バキータの記念日だった。
虐待の理由は「イスラム教を信仰しているというだけ」
ローマ法王は礼拝に訪れたおよそ7000人の一般市民を前に、ロヒンギャ族の話題に触れた。ローマ法王は、
彼らは善人で、平和的な人々だ。彼らはクリスチャンではない。ただ単にイスラム教を信仰しているという理由だけで、長い間虐待され、殺されている。(Vatican Radioより)
と述べた。
さらに、
ミャンマーから追いやられ、だれにも受け入れられず避難を繰り返す、ロヒンギャ族の兄弟姉妹のために。(Vatican Radioより
)と、礼拝参加者に祈るよう呼びかけた。
(画像はVatican Radioより)
外部リンク
Vatican Radio
http://en.radiovaticana.va/
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