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2017-01-17 21:15

文化

ミャンマーのベテランアーティストがシンガポールのアートアワードで受賞

ジョセフバレスティアアワード
アメリカ領事の名を冠した「ジョセフ・バレスティア アワード」
ミャンマーのアーティストAye Ko氏が、「ジョセフ・バレスティア アワード 2017」のフリーダム オブ アート賞を受けた。

Aye Ko氏はミャンマーで活動するアーティスト。絵画、写真、ビデオ、インスタレーション、パフォーマンスなど、幅広い分野で制作を行うベテランアーティストだ。現在54才で、同アワードでは過去3回ノミネートされている。

このアワードは2015年、コンテンポラリーアートフェアの「アート ステージ シンガポール」と、在シンガポールのアメリカ大使館がスタートした。名称は、1836年、シンガポールに初めてのアメリカ領事として任命された外交官、ジョセフ・バレスティア氏に由来する。

自由をテーマに 作品を通して社会へのメッセージを発信
アワードの対象は自由をテーマに制作活動を行う、東南アジアのアーティストとキュレーター。

Aye Ko氏は、作品を通して社会や政治への批判を表現している。一時、政治犯として刑務所に留置されていた時期もあるが、その後も積極的な活動を続けている。

2008年には何人かのパートナーとともにヤンゴンにギャラリー ニュー ゼロ アート スペースをオープンし、若いアーティストに発表の場を提供している。

今回のアワードではAye Ko氏の他、インドネシアのArahmaiani氏、ミャンマーのChaw Ei Thein氏が受賞し、それぞれ1万5000ドルを獲得した。

他の候補者には、シンガポール コンテンポラリー アートセンターの所長や、ホーチミンのザ ファクトリー コンテンポラリー アートセンターのキュレーター等の名前が挙がった。

(画像はArtist Aye Koより)


外部リンク

Artist Aye Ko
http://www.ayekoart.com/index.php/cv

The Straits Times
http://www.straitstimes.com/

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