2017-01-11 11:00
社会
夜中に象が暴れ、7人死亡 ミャンマー東部・シャン州

象の所有者 象の制止を図るも制止しきれず死亡
1月8日の夜、ミャンマー東部・シャン州の北部に位置するMongmit郡区のSint Kin村で象が暴れ、2棟の家屋が破壊されたという。イラワジ紙が報じた。同紙によると、象に家屋を破壊された住人は走って逃げたものの、追いかけてくる象に踏みつけられ、子供1人を含め、合わせて7人が死亡したという。なお、死者の中には象の所有者も含まれていたという。
目撃者の話によると、象の所有者は暴れる象を制止しようとしたものの、制止しきれずに象に殺されてしまったという。なお、象が暴れた原因は、象が発情期であったためと見られている。
本来、象の所有者は、象が発情期に差しかかっている場合、象が住民に危害を加えないように、ロープで結びつけておくなどして対策を講じなければならない。しかしながら、暴れた象はロープで固定されていなかったという。
暴れた象は、地元の住民によって殺された。
ミャンマー政府 野生の象を遠くに移動させる計画
ミャンマーではここ数年、野生の象が人間に危害を加えるケースが増加している。資源・環境保護省は昨年、象による被害を減少させるために会合を開いた。同省は、象を人間の住む地域から離れた場所に移す計画を立てている。
(画像はThe Irrawaddyより)
外部リンク
The Irrawaddy
http://www.irrawaddy.com/
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