2017-01-16 22:00
政治
バングラデシュ首相、ミャンマーにロヒンギャ族を引き戻すよう要請

急速に増加する難民が大きな負担に
バングラデシュのシェイク・ハシナ首相は、ミャンマー政府に対し、バングラデシュに避難しているロヒンギャ族を引き戻すよう、要請した。10月から発生したロヒンギャ族への迫害は急速に激化し、多くの住民が隣接する国々に逃げ込んだ。国連調査団によれば、現在少なくとも6万5000人のロヒンギャ族が、暴力から逃れるためバングラデシュに避難している。
急速に増加した難民の存在は、バングラデシュに大きな影響を与えた。ダッカでは、陸の国境整備を強化するとともに、沿岸からの新たな難民の流入を防ぐための警備船を配置した。これらは貧しいバングラデシュにとって大きな負担となっている。
協力関係を強化し2国間で解決を
これらの理由から、ハシナ首相はミャンマー外務省副大臣のU Kyaw Tin氏とダッカで会談し、ミャンマーはロヒンギャ族を自国に連れ戻すべきだと主張した。バングラデシュはこれまで長期にわたり、50万人以上のロヒンギャ族を受け入れている。ハシナ首相は、バングラデシュとミャンマーは協力してロヒンギャ族問題を解決できると見解を述べ、今回の要請は2国間の関係を強化するための一環であるとしている。
(画像はbdnews24.comより)
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