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2016-12-19 04:00

経済

ドイツ総合化学メーカー「BASF」がヤンゴンに工場オープン

BASF
2017年に工場オープン予定
ドイツに本社を置く世界最大の総合化学メーカーであるBASF(ビーエーエスエフ)は12月15日、ミャンマー最大の商業都市ヤンゴンに化学物質を取り扱う製造工場を2017年に設立する予定であることを発表。

同社のグローバルブランドであるマスター・ビルダー・ソリューション(Master Builders Solutions)のポートフォリオを活用して、地元の建築市場向けの化学溶液を製造するという。

BASFは2015年9月、ヤンゴンにサービスオフィスを開設しているが、ミャンマーの販売代理店を通じて、過去10年にわたりコンクリート混和剤、建設システム、鉱業用化学薬品を含むソリューションをミャンマーの顧客に提供している。

同社の建設化学部門は、約5,500人の建設専門家がグローバルなコミュニティを形成。構造物の建設、メンテナンス、修理および改築のための高度な化学薬品ソリューションを提供している。

世界50カ国以上に生産拠点と販売拠点を置き、2015年には約23億ユーロの売上高を達成している。

すでにミャンマー国内で多数の実績を持つ
BASFアジア建設化学部門の責任者であるクリスチャン・モンバウ(Christian Mombaur)氏は、
「ミャンマーの建設業界は、より複雑化した高層建築物、道路、橋梁などを手がけるようになるため、高品質の技術と建設用化学ソリューションの要求が高まるだろう。」(プレスリリースより)
と述べ、ミャンマーの発展のために、これまで世界各地で培った経験を活かしていくことを明言している。

BASFは、日本が官民をあげて推進するティラワ(Thilawa)特別経済区をはじめ、Yeywa水力発電所ダム、ミンジャン(Myingyan)製鉄所など、ミャンマーの主要な建築やインフラプロジェクト支援の実績を持つ。

(画像はBASFより)


外部リンク

BASF
https://www.basf.com/en.html

BASFのプレスリリース
https://www.basf.com/en/company/

BASF Master Builders Solutions
https://www.master-builders-solutions

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