2016-12-19 05:00
経済
「ACKグループ」がミャンマー鉄道整備事業でコンサルタント契約

入札や施工監理を実施
建設コンサルタントを手がける株式会社ACKグループは12月14日、同社の事業会社である株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルが「ヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業(フェーズ 1)」のコンサルタント契約をミャンマー国鉄(Myanma Railways:MR)と締結したことを発表した。この鉄道整備事業は、約620キロメートルある既存のヤンゴン・マンダレー間の鉄道路線とその周辺施設を近代化し、安全で高速の列車運行を通じて旅客・貨物の輸送能力を強化することで、ミャンマーの経済発展を支援することを目的としている。
今回契約が締結されたフェーズ 1はヤンゴン・タウングー間 270 キロメートルで、この区間の入札や施工監理を行うという。
老朽化が進むミャンマーの鉄道整備事業に日本政府が協力
ヤンゴンは約510万の人口を持つミャンマー最大の商業都市。そして、マンダレーは首都ネピドーより多くの人口を誇るミャンマー第2の都市である。ヤンゴンとマンダレーを結ぶ路線は、約130年前から主要交通幹線として機能するミャンマーの経済動脈だ。
一方、既存の輸送施設や設備は老朽化が進み、列車の走行速度の低下・遅延にとどまらず、脱線事故なども起きているのが現状で、輸送サービスの低下が心配されていた。
このような状況の中、日本政府が円借款事業により協力。鉄道整備事業が実施されることとなった。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社ACKグループ
https://www.ackg.jp/
株式会社ACKグループのプレスリリース
https://www.ackg.jp/ir/report/
株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル
http://www.oriconsulglobal.com/
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