2016-12-15 20:00
政治
緊急のASEAN外相会議 翌週にもミャンマーで開催予定

会議ではロヒンギャ問題について議論される見通し
シンガポールのメディアによると、アウン・サン・スー・チー国家顧問は12月12日、ASEAN各国の外相に対し、緊急のASEAN外相会議を開催する件について通達したという。緊急会議は12月19日にヤンゴンで開催される予定で、ミャンマー西部・ラカイン州におけるロヒンギャ問題について議論される見通しだ。
同州では10月より、ミャンマー軍による民間人殺害や性的暴行が相次いで発生しており、2万人を超えるロヒンギャは、災禍を逃れるために国境を越えてバングラデシュへと逃げ込んでいる状況だ。
ロヒンギャ問題 国際社会からは「民族浄化」の声も
イスラム教徒が多数を占めるマレーシアでは先週、ロヒンギャ迫害による抗議集会が行われたが、抗議集会には同国のナジブ首相も参加し、ロヒンギャ問題の深刻さについて訴えた。また、ロヒンギャ問題に関しては、国際社会から「民族浄化」であるとして、大きな非難を浴びている。
国連当局者はアウン・サン・スー・チー国家顧問に対し、同州において特に被害の大きい地域に訪問し、住民からの信頼を取り戻すべきだと訴えた。
(画像はTHE STRAITS TIMESより)
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