2016-12-13 22:30
社会
ワ族の麻薬密売人6名がタイ国軍との銃撃戦で死亡

大量のドラッグを押収
麻薬密売で有名なタイ・ミャンマー・ラオスが国境を接するゴールデントライアングルの近くで11月8日深夜、山間部を歩いていた男性らがタイ国境警備隊の捜査を拒否したことから戦闘となり、6名が死亡したという。国境警備隊の指揮官であるJiradech Kamolpetch氏は
「6名の麻薬密売人が死亡した」(CHANNEL NEWS ASIAより)
と、当局が誤って公表した7名の死亡者数を訂正した上で、死亡した男性らは20名くらいのグループであったとも述べている。また、タイ国境警備隊によりメタンフェタミン55万4,000錠、ヘロイン約30kg、銃器2丁が押収された。
男性らは麻薬帝国を運営する「ワ族」と主張
タイ国境警備隊によると、死亡した男性らはミャンマー北西部で暮らす少数民族「ワ族」だという。強力な反政府勢力に支えられてワ族はミャンマー領土の多くを支配し、麻薬帝国を運営しているとの非難があるほど。また、いくつかのワ族コミュニティはタイ北部に定着し、麻薬密売が横行するゴールデントライアングルの一部だともいわれている。
ゴールデントライアングルは長い間アヘン密輸の中心地であったが、最近ではアジアで需要が急増するメタンフェタミン生産の温床になっているという。
尚、タイ国境警備隊は、取り逃がした残りの容疑者らの捜索を続けている。
(画像はCHANNEL NEWS ASIAより)
外部リンク
6 drug traffickers die in gunfight with Thai army
http://www.channelnewsasia.com/
Army Kills Six Drug Traffickers in Jungle Shootout
http://www.chiangmaicitylife.com/
Thai army says 6 drug smugglers killed in gunfight
https://www.washingtonpost.com/
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