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2016-12-13 22:15

経済

エアテルがインド-ミャンマー間の光ファイバリンクの運用開始

エアテル
インド経由の新たなゲートウェイ
世界3位の加入者を持つインドの通信会社バーティ・エアテル(Bharti Airtel 以下「エアテル」)は、インドとミャンマー間のグローバル光ファイバ・リンクの運用を開始したことを発表した。

これは両国間の最初の陸上リンクで、ミャンマーにとってはインド経由のゲートウェイが新たに提供されたといえる。

エアテルの取締役兼CEOであるAjay Chitkara氏は、
「このリンクを有効にすることは、ミャンマーの接続性の向上やデジタルサービスの成長を促進するだけでなく、市場におけるローカルITインフラストラクチャの追加にもなる。また、安全かつ屈強な接続を企業に提供することも可能となる」(VOICE&DATAより)
と自信をのぞかせた。

インドにおける最新の経済改革は、セクター間の外国投資を促進し、ICTサービスに対する需要を高めている。海底ケーブルで提供されていた国には、インド経由のゲートウェイが追加される。

さらに、ミャンマー、ブータン、バングラデシュ、ネパールなどのSAARC(南アジア地域協力連合)諸国との間の接続を促進し、エアテルがグローバル・リンクを整備。

これらのグローバル・リンクを整備することで、エアテルのパートナー企業のネットワークを通じて、多数の加入者がインドを地域のIPハブとするよう努めている。

第4のモバイルサービスに
5,300万の人口を有するミャンマーは、アジアで最も急速に成長している国の1つだ。インターネットを含む通信セクターは大きく改善され、2012年にはわずか5%程度だった通信の普及も、現在では3,000万人、人口の約60%がオンラインにアクセスできるようになったという。

現在ミャンマーには、ノルウェーのテレノール(Telenor)、カタールのオレドー(Ooredoo)、ミャンマー郵電公社MPT(Myanmar Post&Telecommunications)の3企業がモバイルサービスを提供している。

そして、今回発表されたエアテルのケーブル・リンクは、近いうちにミャンマー政府から第4のモバイルサービスとして認可される予定だという。

尚、エアテルは3年前、ミャンマーでのモバイルサービス認可に失敗している。

(画像はTF Liveより)


外部リンク

Airtel Operates its Global Optical Fiber Link between India and Myanmar
http://techfactslive.com/

Airtel’s India-Myanmar Terrestrial Fiber Link goes LIVE
http://www.voicendata.com/

Sunil Mittal-driven Bharti Airtel starts India-Myanmar fibre-optic link
http://telecom.economictimes.indiatimes.com/

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