2016-12-29 04:00
学術
【関西学院大学】ミャンマーからの留学生受け入れ

日本学生支援機構大阪日本語教育センターと協定
関西学院大学は、ミャンマーの留学生を対象とする推薦入学に関する協定を、独立行政法人日本学生支援機構大阪日本語教育センター(以下「大阪日本語教育センター」)と締結したことを発表した。協定締結の調印式は12月13日に行われ、関西学院大学長である村田治氏をはじめ、大阪日本語教育センター長の関口雅之氏や研究用機器などを販売するアズワン株式会社の前会長、井内英夫氏らが出席している。
関西学院大学は推薦入学制度を設け、来年4月より大阪日本語教育センターが推薦する学生を年5名まで受け入れるという。
また、今回の協定締結の目的は、ミャンマーと日本の交流のかけ橋となる人材の育成である。
10年で約100名の支援
井内氏は関西学院大学社会学部の卒業生で、5億円を出資して「公益信託井内留学生奨学基金」を設立。大阪日本語教育センターが推薦する候補学生は、「公益信託井内留学生奨学基金」の助成金によりミャンマー国内で所定の日本語教育を受け、日本では大阪日本語教育センターの進学課程を受講する。
そして、これらの教育課程の修了見込み者が関西学院大学への留学対象となる。
また、留学生は奨学金とあわせ、渡航費、学費、生活費などの支援も受ける。今後はこの制度を活用して、10年で約100名を支援する予定だという。
井内氏は
「日本とアジアとの関係が強くなることが関西の発展にもつながります」(ニュースレターより)
と今後への期待に言及している。(画像はニュースレターより)
外部リンク
関西学院大学
http://www.kwansei.ac.jp/
関西学院大学のニュースレター
http://www.kwansei.ac.jp/news/
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