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2016-12-27 11:00

政治

首都ネピドーで、バゴー橋建設計画に関する円借款の書簡交換を実施

在ミャンマー日本国大使館
供与限度額310億5100万円 償還期間は40年
在ミャンマー日本国大使館は12月23日、ミャンマーの首都ネピドーで、樋口建史駐ミャンマー大使とマウン・マウン・ウィン計画・財務副大臣との間で、円借款1件に関する書簡交換が実施された件について、同大使館のホームページに掲載した。

円借款対象案件は「バゴー橋建設計画」で供与限度額は310億5100万円。金利は0.01%で、償還期間は40年。なお据置期間として10年が設定されている。調達条件は、調達先が制限されない一般アンタイドとする。

なお、同案件は、9月にラオスの首都ビエンチャンにおいて、安倍首相とアウン・サン・スー・チー国家顧問が会談した際に、供与が決定された内容だ。

ティラワ経済特区の直接投資増加が期待
計画においては、ヤンゴン市街地とタンリン地区を結ぶ区間のバゴー川に新たな橋梁が建設される。なお、タンリン地区は、日本とミャンマーが共同で開発を進めてきたティラワ経済特区を有している。

新たな橋梁が開通すれば、同市内の交通網が整備され、物流の活性化が期待されるほか、同市街地と同経済特区との間における交通の円滑化も期待できる。

同計画の実施により、同経済特区における直接投資の増加はもちろんのこと、ミャンマーにおける経済の発展も期待されている。

(画像は在ミャンマー日本国大使館より)


外部リンク

在ミャンマー日本国大使館
http://www.mm.emb-japan.go.jp/

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