2016-11-22 22:00
社会
ヤンゴンのスーパーで3度の爆発

手製の爆弾か けが人はなし
ミャンマーの最大都市ヤンゴン南部のスーパーマーケットで、20日夕方、3度の爆発があった。手製の爆弾によるものとみられ、被害は最小限で死傷者は報告されていない。当局によると、治安部隊が現場を閉鎖後、爆弾を撤去した。
爆発は、ヤンゴン市中心部から数キロメートル離れたDawbonタウンシップのCAPITAL Hypermarketで発生。地元当局によると、最初の爆発は、午後5時半頃に起こり、計3度の小さな爆発があったが、けが人は出ていないという。
同日に起こった民族武装戦闘との関連を否定
この爆発の数時間前、中国との国境北部の町で、民間人2名が死亡した武力衝突が勃発した。ミャンマー軍と戦う、4つの民族武装勢力のひとつであるミャンマー国民民主同盟軍(MNDAA)は、ヤンゴンでおきた今回の爆発への関与を否定した。ミャンマーでは、先月、ラカイン州において、武装集団が国境検問所を襲撃、その後も警察への攻撃が続いており、保安対策が敷かれている。この衝突で多くの犠牲者が出ており、イスラム系少数民族ロヒンギャの避難民が増加している。
こうした民族武装衝突は、長年の闘争を繰り返してきたミャンマーにおいて、全国の和平合意の進展を目論む指導者アウンサンスーチー氏の希望に影を落としている。
外部リンク
Global New Light of Myanmar
http://www.globalnewlightofmyanmar.com/three-explosions-hit-capital-hypermart-in-dawbon/
mizzima
http://www.mizzima.com/news-domestic/three-%E2%80%98handmade-bombs%E2%80%99-explode-yangon-supermarket-official
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