ミャンマーニュース

アウンサンスーチー氏が11月30日から12月3日まで、シンガポールに3日間滞在している。

シンガポールとミャンマーは国交樹立50周年を迎えた。ミャンマー新政権設立以来、スーチー氏の公式訪問は初めてのこと。シンガポールのリー首相は6月にミャンマーを訪問している。

滞在中は大統領や副首相等との食事会の他、グローバル会議にて経済界とも交流する。スーチー氏の名前が付けられたランを育てる植物園の訪問も予定されている。

30日には貿易産業省大臣との会談が行われた。会談では、両国間のビザ申請に関する条件の緩和について同意を得た。これによりビジネスや観光での交流促進が期待できる。

シンガポールは今後、都市基盤整備や水道や廃棄物処理などの環境整備、交通、物流、金融などの分野でミャンマーに協力し、経済発展に貢献していく。

スーチー氏はこの後、インドネシアに訪問予定だったが、ロヒンギャ族問題に配慮し、中止することが決定している。

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