ミャンマーニュース

株式会社みずほ銀行（以下「みずほ銀行」）は11月29日、ミャンマーの財閥企業であるマックスミャンマーホールディング（MAX MYANMAR Holding Co.,Ltd.　以下「マックスミャンマー」）と業務協力の覚書を締結したことを発表した。

日本の銀行がマックスミャンマーと業務協力の覚書を締結するのは今回が初めて。

マックスミャンマーは建設、エネルギー、農業、インフラ関連等、多分野にわたる事業を展開する企業グループだ。近代化が進むミャンマーで、スタジアム、ホテル、スポーツセンターなどの建設プロジェクトに参加。ミャンマー政府が重視するインフラ開発、エネルギー供給、農業を得意分野としている。

みずほ銀行は2015年にヤンゴン支店とティラワ出張所をオープン。加えて、ミャンマー投資委員会、ミャンマー商工会議所連合会、AYEYARWADY銀行とも業務提携しており、これまで日系企業のミャンマー進出に大きく貢献している。

業務協力の目的は、日系企業によるミャンマー投資の促進支援だ。ミャンマーと日本が官民をあげて開発を推進するティラワ経済特区の稼働もあり、日系製造企業の進出が増加。

また、急激に経済成長が進むミャンマー市場への注目度は高く、日系企業を含むグローバル企業が進出を推し進めている。

さらに、今年10月には米国による経済制裁が解除されたこともあり、日系企業のミャンマー進出や日系企業とミャンマー企業の提携などが予想され、ミャンマー投資の加速が見込まれている。

今後はマックスミャンマーのネットワークを活用することで、日系企業のミャンマー進出や事業拡大というニーズに対応していくという。

外部リンク

株式会社みずほ銀行
https://www.mizuhobank.co.jp

株式会社みずほ銀行のプレスリリース
https://www.mizuhobank.co.jp/release/

マックスミャンマーホールディング
http://www.maxmyanmargroup.com/