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2016-12-01 14:00

社会

ヤンゴン都市開発委員会、ナイトマーケットを整備

ナイトマーケット
マーケット新設により、11のストリートで営業禁止
11月23日、ヤンゴン地方自治政府が運営するナイトマーケットが、ストランド通り周辺にオープンした。

新しいマーケットのオープンにつき、今まで営業してきた屋台が立ち退きを命じられている。ヤンゴン都市開発委員会(YCDC)は、Lanmadaw、Pabedan、Kyauktada、Lathar地区からストランド通りにつながる11の通りについて、屋台の営業を禁止する。

マーケット新設にあたり、YCDCは7億チャット以上を投じている。販売者は年間登録料500チャットと、清掃・電気水道料金を支払い、毎日午後3時から11時まで営業ができる。

数千店舗が販売できない状況 業者は公正なプロセスを要求
周辺エリアは車と歩行者が多く、混雑が問題視となっている。マーケット新設は問題解決の対策だったが、業者からは販売スペースの不公平感や不透明なシステムに不満が上がっている。

現在同地区には、主に食品を販売する6000件以上の屋台があるが、このうち、新しいマーケットで引き続き営業を許可されたのは約1600件のみ。

短時間の営業にも関わらず新マーケット出店を許可された業者、長時間営業ができない業者など、システムは体系化されていない。新マーケットエリアに出店できない業者は、エリア外の路地での販売を許可することも検討されているが、地域住民の理解が得られるかは疑問だ。

新マーケットへの出店にあたり、自治体当局と関係のある業者が優先的に選ばれたとの指摘もある。業者たちの間では公正なプロセスで、抽選を行うべきとの声が上がっている。


外部リンク

ELEVEN
http://www.elevenmyanmar.com/local/6820
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