2016-11-05 14:00
政治
ミャンマーと中国、森林生態系の保護プロジェクトを開始

ミャンマーの緑化促進と環境向上をめざす
ミャンマーと中国は、森林の生態系に関する友好プロジェクトを立ち上げた。10月30日、中国大使のHong Liang氏や、ミャンマー資源環境保護省のOhn Win氏等によって、ヤンゴンで苗木を植えるセレモニーが行われた。プロジェクトはミャンマーの緑化を促進し、環境を向上させる目的で立ち上げられた。中国側は、ミャンマーの森林再生を実現し、生態系の持続的な保護・発展をサポートするとともに、農業経済の向上・発展に貢献する意向だ。
地域の生態環境保護は両国の義務
国境を接するミャンマーと中国は、森林生態系においても深い関わりを持つ。Hong氏は、両国が地域の生態環境を維持するため、長期的に協力する責任と義務があるとしている。近年、ミャンマーでは森林破壊が減少している。しかし、今後も森林を再生し、森林面積を増やすことが必要だ。政府は2017年から2026年にかけて、再生プロジェクトを実施する計画を進めている。
プロジェクトの初期事業として、およそ39万ドルを投じて4万2000本の苗木を植樹する。植樹面積は48.56ヘクタール。2017年中の完了を目標に、取り組んでいく。
外部リンク
在ミャンマー・中国大使館
http://mm.chineseembassy.org/eng/sgxw/t1411827.htm
Xinhua
http://news.xinhuanet.com/
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