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2016-11-08 23:00

社会

ミャンマー保健スポーツ省、ジカウイルス対策で国民に警告

ジカウイルス
女性の海外渡航と、今後6ヶ月の妊娠を避けるよう呼びかけ
ミャンマー保健スポーツ省は、ジカウイルスの症例が確認されたことを受け、女性に対して海外渡航を避けるように警告した。

ジカウイルスは2015年、ブラジルで感染者が発覚。60か国で感染が広がり、特に東南アジアで流行しつつある。

10月27日、ミャンマー初のジカウイルス感染者が確認された。女性はベトナム国籍、妊娠中の23歳。ベトナムでは先月、ジカウイルス感染者が増加している。

保健スポーツ省は、現在のところ、国民の間に広がっていないとしているが、感染を防ぐため、空港や国境ゲートで発熱がある利用者に対するチェックを強化していくと表明した。

空港や国境ゲートでチェックを強化
ジカウイルスは主に蚊を媒介として感染するが、性的接触からも感染する。症状は発熱、発疹、頭痛などの症状があらわれる。目が赤くなるのも特徴の1つだ。妊婦が感染すると、先天的な異常を持つ子どもが生まれる可能性がある。

保健スポーツ省は蚊の問題を改善することが主な予防対策としているが、今後6ヶ月、避妊を徹底し妊娠を避けることも呼びかけている。また、ウイルスがどのように運ばれているかについて、医学的的な研究も行っている。


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