2016-10-13 12:00
社会
ヤンゴンで地震フォーラムが開催

政府と自治体、非営利団体が参加 防災・被災後の対策について
10月8日、ミャンマー社会福祉・救済再復興省とヤンゴン自治省によって、地震フォーラムが開催された。フォーラムには、政府や軍の組織、主な自治体、非営利団体などが参加し、地震に対する準備や防災、地震後の対策について話し合われた。
8月、ミャンマーはマグニチュード6.8の地震に襲われ、各地で大きな被害があった。古代の遺跡が残るバガンの被害は深刻で、400件もの寺院などが崩壊した。
近年、ミャンマーでは大きな地震が頻発している。今後60年から70年の間に、マグニチュード7.0程度の地震が発生すると予測されている。
人口が密集するヤンゴンでは今後の訓練が必須
過去には1930年、マグニチュード7.0の地震が発生した。バゴーでは500人、ヤンゴンでは50人が死亡したとの記録が残っている。当時ヤンゴンの人口は40万人。600万人以上の人口を抱える現在、被害の大きさは計り知れない。
ミャンマーは地震の他にもあらゆる自然災害が起こる確率が高い。政府はメディアを通して、自然災害に対する意識の向上を国民に呼びかけている。学校やオフィス、病院では、災害への備えと訓練を計画、実施している。
外部リンク
ELEVEN
http://www.elevenmyanmar.com/local/6172
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