ミャンマーニュース

ミャンマーの事実上のリーダーであるアウンサンスーチー国家顧問兼外相は10月16日、インドへの公式訪問のため出発した。最初の訪問はインドのゴアで、BRICS-BIMSTECサミットへ出席するという。

ゴアでは15日から16日にかけて第8回BRICS（ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ）首脳会談が開かれているが、BRICS-BIMSTECサミットはこれらのメンバーにBIMSTEC（バングラデシュ、ブータン、ミャンマー、ネパール、スリランカ、タイ）の首脳が参加した会談である。

BIMSTECとは、ベンガル湾における多分野技術経済協力のためのイニシアティブだ。

スーチー国家顧問兼外相はBRICS-BIMSTECサミット終了後、ニューデリーに移動し、プラナブ・ムカルジー大統領やナレンドラ・モディ首相と会う予定だという。

尚、同国家顧問兼外相のインド訪問は18日まで。

ミャンマーとインドの二国間会談が上手くいけば、民間レベルでの交流が広がり、さらなる経済関係拡大に拍車がかかることが予想される。

また、近年「ミャンマーとタイ」あるいは「インドとタイ」の関係は活発化しており、専門家の中にはインド、タイ、ミャンマーの三カ国による新たな対話メカニズムの構築を示唆する者もいるという。

インドのメディアの中には、インドと日本の企業がミャンマー国内でいくつかの開発プロジェクトを協働していることもあり、ゴアでの首脳会談には参加しなかったものの、インドとミャンマー両国にとって「日本」が重要であるとの見方もある。

そして、ミャンマー市場におけるインドと日本のコラボレーションがますます推進されるという魅力的な展望を、スーチー国家顧問兼外相も奨励するだろうと締めくくっている。

外部リンク

Aung San Suu Kyi leaves for India visit
http://indianexpress.com/

As India meets China at BRICS, Myanmar’s Suu Kyi has much to achieve in Goa
http://www.hindustantimes.com/

Suu Kyi India trip announced
http://www.elevenmyanmar.com/