ミャンマーニュース

ASEAN（東南アジア諸国連合）設立49周年を迎えた8月8日、ティン・チョー大統領はASEAN設立記念日の祝賀メッセージを発表した。同大統領は、ミャンマー国民とASEAN諸国民が幸福であることを願った。

また、同大統領は、49年前にASEANを設立し、バンコク宣言に署名したリーダーらに対して、敬意を表するとの考えを示した。

昨年12月31日には「ASEAN経済共同体」が発足したほか、昨年、マレーシアの首都クアラルンプールで開催された第27回ASEAN首脳会議においては「ASEAN共同体ビジョン2025」が採択された。

同大統領は、2016年はASEAN経済共同体として最初の年であることにとどまらず、「ASEAN共同体ビジョン2025」の目的を達成させる最初の年である、との認識を示した。

ASEANの総人口は6億2500万人に達しており、GDPの総額は約2兆5000億米ドル（約255兆円）に達している。GDP総額は世界で7番目、アジアで3番目の規模となる。

同大統領は、翌年にASEAN設立50周年を迎えることから、ASEAN経済共同体の運営に注力すべきとの考えを示したほか、ミャンマー国民とASEAN諸国民の健康と幸福を祈念してメッセージを締めくくった。

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