2016-08-05 08:00
社会
マンダレー、洪水で歴史的な橋が危機に

湖をまたぐ木製の橋 地域のシンボル
ミャンマーで広がる洪水の影響で、歴史的な橋が危機を迎えている。7月からミャンマー各地で洪水が発生し、エーヤワディー川、チンドウィン川など、国の主要な川で被害が拡大している。
マンダレー南部、AmarapuraタウンシップのTaungthaman湖では水位が危険レベルまで急速に上がり、橋の歩道にまで浸水。地方当局は、橋がエーヤワディー川に沈む可能性があると心配している。
危機的状況にあるU Bein橋はTaungthaman湖にまたがる木製の橋。160年ほど前に建設された歴史的な橋で、長さは1208メートルと地域最長だ。ユニークなフォルムが特徴で、マンダレー地域の象徴的存在となっている。
橋からの夕日がすばらしく、外国人観光客からも人気のスポットだ。現在、水位は危険レベルを約60cm上回り、人々の安全のため橋は通行止めとなっている。
橋の支柱が流される 安全のため通行止めに
市の公式情報によれば、U Bein橋にはチーク材の柱が1000本以上使用されているとのこと。Taungthaman湖ボート協会の秘書は、
2004年にも同じ程度まで浸水したことがあり、橋の柱がいくつか流された。今後数日、水位が上昇を続ければ、また柱が流される恐れがある。(Myanmar Timesより)
と語っている。
外部リンク
Myanmar Times
http://www.mmtimes.com/
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