2016-07-22 10:00
政治
第69回殉教者の日 ミャンマーで式典を開催

1988年以来初 制約なく全国各地で大規模に開催
7月19日、「第69回殉教者の日」の記念式典が行われた。過去16年間、政府の意向により式典は小規模に行われていたが、今回は1988年以来初めて制約を受けることなく、ミャンマー全国各地で開催された。1947年7月19日午前10時37分、アウンサンスーチー氏の父を含む独立を求める9名のリーダーが暗殺された。これまで、その時間に黙祷することやサイレンを鳴らすことは禁じられていた。
今年は走行中の車やバスも停車して1分間クラクションを鳴らし、ラジオ放送のサイレンに合わせて黙祷する姿が見られた。
アウンサンミュージアムの前には、朝6時頃から100名以上の市民が集まった。ヤンゴンの大学生たちもMaha Bandoola公園に集まった後ミュージアム事務局へ向かって行進、黙祷を行った。
新政権初の式典「自由と団結を証明」
式典にはアウンサンスーチー氏、副大統領、衆議院議長、参議院議長、軍関係者等が参列した。同じような式典は、マンダレー、マグウェイ、ホマリン、タンジーなど全国各地で広く開催された。イレブンミャンマー紙では、
新政権初の殉教者の日は、自由を証明し、政府と国民の団結を披露した。(イレブンミャンマーより)
と報じている。
外部リンク
イレブンミャンマー
http://www.elevenmyanmar.com/
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