• TOP
  • >
  • 社会
  • >
  • 米・コロンビア大 バングラデシュ周辺で大規模な地震の可能性を示唆
2016-07-22 11:00

社会

米・コロンビア大 バングラデシュ周辺で大規模な地震の可能性を示唆

ビルマプレート
マグニチュードは8.2から9程度と予測
米・コロンビア大学の研究によると、バングラデシュからインド北東部、ミャンマーにかけての地域で、少なくともマグニチュード(M)8.2の地震が発生する可能性があるという。なお、最大規模ではマグニチュードが9に達する可能性もあるとされるが、発生の時期については不明という。

同大学が、バングラデシュなどに設置したGPSデータを13年間にわたり分析したうえで、調査結果を発表した。なお、この研究の調査結果は、「ネイチャー・ジオサイエンス誌」に掲載された。

バングラで大地震発生なら、ミャンマーも被害の可能性
これらの地域は、インド・オーストラリアプレートとユーラシアプレートの一部であるビルマプレートの境界に位置しており、年間約46mmのスピードでインド・オーストラリアプレートがビルマプレートの下に潜り込んでいるという。

2つのプレートによる力の蓄積は、400年以上にもわたっており、いつ大きな地震が起きてもおかしくない状況であるとされる。

特に大きな被害が予測されているのが、人口が密集しており、広大なデルタ地帯を有するバングラデシュと見られているが、ミャンマーは西部でバングラデシュに隣接している。大規模な地震がバングラデシュ周辺で発生した場合、ミャンマーにおいても大きな被害が生じるものと見られている。


外部リンク

The quint
http://www.thequint.com/india/2016/07/19/

The Indian EXPRESS
http://indianexpress.com/article/india/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook