2016-06-16 21:00
政治
フランス外務・国際開発大臣がミャンマーを公式訪問
ミャンマー首脳陣らと積極的に会合
ヤンゴンにある在ミャンマーフランス大使館によると、6月17日から19日の予定で同国のジャン=マルク・エロー外務・国際開発大臣がミャンマーを公式訪問するという。フランス政府の代表がミャンマーの文民政権移行後に同国を公式訪問するのは初めてである。
訪問初日には首都ネピドーで、ミャンマーのティンチョー大統領、アウンサンスーチー国家顧問兼外相をはじめ、Pe Zin Tunエネルギー大臣やMahn Win Khaing Than上院議長ら首脳陣と会う予定だという。
2日目となる18日にはヤンゴン入りし、ヤンゴン地域首席大臣やフランスの非政府組織、ヤンゴンのフランスコミュニティを訪問する。また、フランスの研究所では、ミャンマーの市民社会の代表者らとも会合。19日には国連の元総書記の家を訪問する。
目的は投資や貿易の促進
在ミャンマーフランス大使館の第1秘書は「訪問の目的は、ミャンマーの民主主義移行への賛同を表明やそのサポートの継続、また、フラン開発庁を通じて今後数年に及ぶ開発援助について知らせること」(MYANMAR TIMESより)
と述べており、二国間の投資や貿易などを促進する狙いがあるとみられる。ミャンマーでは45カ国の外資系企業がすでに何らかの事業を行っているが、フランスは45カ国中12位という位置におり、5月31日時点で4社がミャンマーでの事業展開を許されているという。
これは外資直接投資のわずか0.85%とにとどまり、今後はミャンマーの新国家確立とともにフランス投資の加速を図ることが予想される。
外部リンク
French foreign minister to visit Myanmar this week
http://www.nationmultimedia.com/
French FM to visit Myanmar
http://www.mmtimes.com/
French FM to embark on four-day visit to Myanmar
http://www.business-standard.com/
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