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2017-10-30 19:15

文化

ヤンゴンで国際映画祭「MEMORY!」が開催

MEMORY
映画遺産を修復・保存しメディアアーカイブを確立
11月3日から12日、ヤンゴンで「MEMORY!インターナショナル・フィルム・ヘリテージ・フェスティバル」が開催される。

MEMORY!は2013年にスタート、今年で5回目を迎える国際映画祭だ。NGO「MEMORY!映画協会」によってつくられたイベントで、ミャンマーのカルチャーイベントとしては最大級となる。

フェスティバルでは国際的な基準を満たした、数々の映画作品が上映される。これらの作品を映画遺産として修復・保存することで国のメディアアーカイブを確立し、歴史的研究材料としていくことが目的だ。

また、映画基金を設け、ミャンマーの若手制作者に提供することも目的としている。

修復・過去の放映禁止作品の上映 学生研修も実施
メイン会場はヤンゴンのWaziyaシアターと、屋外スクリーンで上映するマハバンドーラ公園。オープニングセレモニーでは、イタリアで修復された作品が上映される。他に、MEMORY!映画協会が修復した1934年の作品も上映される予定だ。

今年は、放映禁止された世界の映画作品がテーマとなっている。会期中の2日間はフィクション、ドキュメンタリーなど、さまざまな時代に放映禁止とされた映画が紹介され、会議が行われる。

また、新しい取り組みとして、ミャンマー・ジャーナリズム研究所とのパートナーシップにより、25人の学生のレジデンスプログラムも実現する。2週間にわたるプログラムでは、国内外の専門家による理論と実践が指導される。

(画像は「MEMORY!」のウェブサイトより)


外部リンク

MEMORY!
http://www.memoryfilmfestival.org/#/bt_section

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