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2017-10-31 06:00

社会

ミャンマー議会敷地内でドローンを飛行させた外国人記者2人拘束

外国人記者拘束
外国人記者の他、地元の記者らも拘束
ミャンマー警察は10月28日、首都ネピドーにある連邦議会の敷地内でドローンを飛行させた外国人記者2人を拘束したことを発表した。

拘束されたのは、シンガポールの記者であるラウ・ホン・ムン(Lau Hon Meng)氏と、マレーシアの記者であるモク・チョイ・リン(Mok Choy Lin)氏の2人で、両氏はトルコ国営放送局TRTのシンガポール支店に所属している。

また、彼らの運転手のハラ・ティン(Hla Tin)氏と、地元の通訳者であり記者でもあるアウン・ナイン・ソー(Aung Naing Soe)氏も拘束された。

地元メディアの報道によると、27日の夜、警察はヤンゴンのアウン・ナイン・ソー氏の家を調査したという。

外国人記者2人は地元Myoma警察署で取り調べを受けており、一緒に拘束された地元の2人はPyinmana刑務所に送られている。

拘束理由は「輸出入法違反」
外国人記者らが拘束された理由は、議会の敷地内でドローンを飛行させたことではなく、無許可でドローンをミャンマー国内に持ち込んだ「輸出入法違反」である。

輸出入法の下では、制限あるいは禁止された物品を輸出入した者は最長3年の刑と罰金が科せられるという。

また、ミャンマーでは、ドローンに関する特別な法律はなく、気象データ、構造チェック、交通管制のためにドローンが使用されている。

一方、国内には持ち込めないため、旅行者が持ち込もうとして問題になるケースが起きているという。

(画像はVOAより)


外部リンク

Myanmar Police Detain 2 Journalists for Flying Drone Over Parliament Grounds
https://www.voanews.com/

Myanmar detains foreign journalists for flying drone over parliamentary building
http://www.freepressjournal.in/

Singapore journalist probed for breaching import law after using drone in Myanmar
http://www.straitstimes.com/

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