2017-10-20 20:00
経済
丸亀製麺のトリドールホールディングス、ミャンマーに初進出

小さいサイズのヌードルを食べたいだけ注文
讃岐うどん専門店・丸亀製麺などを展開する株式会社トリドールホールディングスは16日、ミャンマーの有力外食企業YKKOと合弁し、外食店舗の運営会社社YKKOトリドールミャンマーを設立することを発表した。10月下旬にも、ミャンマーの経済中心都市ヤンゴンにおいて、同社グループ初となる店舗を出店する予定。
この店舗は、手軽さと美味しさ、手頃な価格により東南アジアで人気の「Boat Noodle(ボートヌードル)」という業態となる。
2016年2月に、スープヌードルチェーン「Boat Noodle」が同社のグループとなっており、この提供スタイルである、船上でも手軽に食べられる小さなサイズのヌードルを食べたい分だけ注文し、食べ終わった器を積み上げながら食べ進めるという日本の回転寿司と同様の要領である。
また、目の前で調理を行うというエンターテイメント性も人気となることが期待され、1杯650チャットから提供する予定である。
低価格で新興国での外食を推進
トリドールホールディングスは、現在ASEAN 諸国で、1杯300円程度で丸亀製麺のうどんを提供しており、これよりも低い価格に設定することで、価格にシビアな新興国ミャンマーでも新たに外食する機会を創出したいとしている。ミャンマーは消費力の弱い新興国であることから、進出した多くの日本企業が苦戦をしているが、ここで通用する新たな事業スキームを作り出し、今後の世界展開に活かしていきたい意向を示している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
トリドールホールディングス
http://www.toridoll.com/ir/pdf/171016ma.pdf
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