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2017-10-27 06:00

政治

ロヒンギャ危機が緊急追加議題として採択

ロヒンギャ
ロヒンギャの大規模逃亡
2017年10月18日、第137回列国議会同盟(Inter-Parliamentary Union、IPU)会議で採択された緊急追加議題の決議において、ロヒンギャ(ミャンマー・ラカイン州北部の少数民族)の大規模逃亡とその人道的影響、安全性への影響に対して、議員らは深刻な懸念を表明した。

バングラデシュへ逃亡したロヒンギャ民族の数は100万人にも上り、前例のない大規模なものだ。暴徒の攻撃によって、軍事的な報復が引き起こされた時、ロヒンギャは避難を始めた。

民族浄化を非難
また、議員らはロヒンギャの民族浄化を非難すると共に、暴力やロヒンギャの強制退去、甚だしい人権侵害を即、停止するようミャンマー政府に求めた。

ロヒンギャ危機を緊急追加議題として採用
第137回列国議会同盟(Inter-Parliamentary Union、IPU)会議では、緊急追加議題として、大多数の票を獲得したロヒンギャ危機が採用された。

ベネズエラの政治危機や朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核実験なども緊急追加議題として提出されたが、緊急追加議題は1件しか採択されない。

(画像はInter-Parliamentary Union(IPU)のホームページより)


外部リンク

Inter-Parliamentary Union (IPU)のプレスリリース(共同通信PRワイヤー)
https://prw.kyodonews.jp/

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