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2017-10-19 20:15

社会

バングラデシュで拘束されたミャンマー人フォトジャーナリストが帰国

フォトジャーナリスト
「スパイ容疑」から「移民法違反」に変更
9月13日にミャンマーとの国境近くにあるバングラデシュのコックスバザール(Cox's Bazar)で拘束されたミャンマー人フォトジャーナリスト2名の弁護士Jyotirmoy Barua氏によると、2人は帰国を許され、10月17日の午後、ダッカ(Dhaka)からミャンマーへ帰国したという。

拘束されていたフォトジャーナリストはMinzayar Oo氏とHkun Lat氏の2人で、観光ビザでバングラデシュへ入国したにも関わらず、ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャが流入するコックスバザールでジャーナリストとして活動していたため、移民法違反の罪で拘束された。

最初の報告では、「スパイ容疑」として告訴されたが、後に移民法違反に変えられている。

バングラデシュ当局は事件を取り下げているが、弁護士はその件について詳しく明かしていない。

2人は著名なフォトジャーナリスト
Minzayar Oo氏とHkun Lat氏はミャンマーの著名なフォトジャーナリストで、Minzayar Oo氏はニューヨークタイムズ、ガーディアン、ナショナルジオグラフィックを含むいくつかの国際的な出版物に寄稿している。

また、拘留中にもMinzayar Oo氏が撮影したミャンマーの事実上のリーダーであるアウンサンスーチー氏の写真がアメリカの雑誌「The New Yorker」に掲載されたという。

両氏は9月23日に保釈されたが、聴聞会に出席しなければならず、バングラデシュを離れることは許されていなかった。

(画像はVOAより)


外部リンク

Myanmar journalists head home as Bangladesh drops charges
http://www.reuters.com/

2 Myanmar Journalists Allowed to Leave Bangladesh After Detention
https://www.voanews.com/

Arrested Myanmar photographers allowed to leave Bangladesh
http://www.foxnews.com/

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