2017-10-06 20:00
政治
ミャンマー議会、ラカイン州キャンプに米を寄付

ヒンズー教徒が避難しているキャンプを支援
ミャンマー議会のU Aya The Aung副議長等が、ラカイン州のIDPキャンプに米を寄付した。副議長とその側近等が、Buthidaung地区にある4つの修道院と、マウンドーにある4つの修道院および2つの学校に米を寄付した。この地域は、ARSA(アラカン・ロヒンギャ救世軍)による攻撃で、大きなダメージを受けている。
副議長等は避難民を励まし、住居を失った人々に対する医療支援、食糧や衣服の寄付などについても話し合った。
マウンドーの学校に設置されたIDPキャンプには、906人のヒンズー教徒が避難している。ミャンマー情報省のプレスリリースには、避難民の感謝の気持ちが記されている。村人の1人は、
紛争が起こり、IDPキャンプに避難する度に、食糧や医療を提供してくれている。私たちは政府に感謝し、兄弟である民族と共に生きることを約束する。(プレスリリースより)
と述べている。
住宅増設や交通機関の支援も計画
副議長などは、ラカイン州の農業、畜産、森林、鉱山部門の幹部と話し、政府が地域の復興に努めていることを伝えた。マウンドーの総務部門副会長は、IDPキャンプの難民が家に戻れるよう、州は安全を優先していると述べた。さらなる食糧支援や住宅の増設も計画しているという。
副会長は、住民が互いに協力し合い、より多くの農産物や家畜、種子などを収穫できるなら、トラック等交通機関の支援も提供されると述べている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/2/10/2017/
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