2017-10-10 20:00
文化
ヤンゴンの「シュエダゴン・パゴダ」、今年の外国人訪問者45万人突破

すでに昨年を上回る訪問者数
ミャンマー最大の商業都市であるヤンゴンの中心に位置する寺院「シュエダゴン・パゴダ(Shwedagon Pagoda)」に、今年になってからの9ヶ月間で約45万人の外国人が訪れたという。2016年に同パゴダを訪れた外国人は41万人以上となっており、すでに昨年1年間分の訪問者数を大幅に上回ったことになる。
シュエダゴン・パゴダが提供した統計によると、タイからの訪問者が9万3,000人で最も多く、3万7,000人の中国が続くという。また、韓国、日本、米国、フランス、ドイツからの訪問者の数が増加している。
パゴダ評議員会(Pagoda Board of Trustees)によると、今年12月から、外国人1人当たりの入場料を1万チャット(約840円)に引き上げる計画が進められているという。
古代建築を通じて文化を観察するのに最適
高さ99.4メートルを誇るシュエダゴン・パゴダは、ヤンゴンで最も有名なランドマークで、毎日、多くの人々で賑わっている。全体が金箔で覆われた姿は金色に輝いている上、上部には6,000を超えるダイヤモンドやルビーなどの宝石がちりばめられ、外国人観光客の目を引くことだろう。
外国人観光客にとっては、古代建築を通じてミャンマーの文化を観察するのに最適な場所である。
また、ヤンゴンの中心地という立地や、周辺にショッピングセンターやホテルが並び、観光客に便利なエリアというのも訪問者が増えた要因の1つだろう。
境内には、日本から寄贈された望遠鏡が設置され、裸眼では見ることができない宝石を眺められるという。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/
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