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2017-10-10 11:00

社会

ミャンマー警察の日の記念式典が開催され、ミンスエ副大統領が参列

警察
ハイテク犯罪への対応で海外当局と協力
第53回ミャンマー警察の日の式典がネピドーのシンガハ・ホテルで行われた。

ミンスエ副大統領は、開会の挨拶で次のように述べた。
「すべてのミャンマー警察部隊は、法律を遵守し、透明性を持ち、義務と責任を果たさなければなりません。さらに、警察は、整合性、尊厳、人々の信頼性と合法性を保持し、職務にプライドを持ち、常に国家と人民の利益のために努力をしなければなりません。」(プレスリリースより引用)

そして、副大統領は、警察は人々に情報を迅速に提供し、犯罪からの恐怖を軽減することができるように、メディアとの関係を促進していると言及し、次のように説明した。
「今、世界はハイテク製品とともに、驚くべき早さで変化しており、そのため、次世代の犯罪やテロ、政情不安が、高度なテクノロジーで引き起こされています。従って、警察は、これらの犯罪に対処するために訓練し、他の国々の警察に後れを取らないようにしなくてはなりません。」(プレスリリースより引用)

その能力を強化するために、ミャンマー警察は現在、EU、インターポール、アセアナポール、AFP、DEA、MPSと協力して外国で訓練を受けている。また、UNDP、UNICEF、UNDOC、ICRC、OHCHR、UNと協力して、人権や法の支配についての研修も行われている。

薬物犯罪を減らし監視リストのレベルが向上
さらに、副大統領は、次のように続けた。
「犯罪は社会的、環境的、経済的な薬物関連の問題と混合しているので、人々の協力、国内と世界のNGOが、様々な犯罪をコントロールすることにおいて重要です。犯罪の中で、薬物関連の問題は、対処すべき重要な問題となっており、国家レベルの問題になっています。」(プレスリリースより引用)

ミャンマーは、メコン諸国やアセアン諸国、さらに、アメリカ、ロシア、インド、バングラデシュ、韓国と協力して、薬物乱用や密売をコントロールして一掃するための努力をしてきた。

副大統領は、「ミャンマーは、人身売買を防止するための5年間のプロジェクトを実施し、現在、2017年から2021年の計画が、協力や防止の方針を持って実行されている。アメリカの年間報告書によると、ミャンマーは2016年にティア3であったのが、2017年にはティア2の監視リストに昇格したと聞いて勇気づけられた。」と説明した。

式典には、その他に、民族代表院の議長であるMan Win Khaing Than氏、憲法裁判所長官のU Myo Nyunt氏、連合選挙委員会会長U Hla Thein氏、人民代表院の副議長のU Ti Khun Myat氏、連合大臣、司法長官、ネピドー協議会の長官、ミャンマー中央銀行の頭取、軍の役人、副大臣、外交官、部門長、招待客が参列した。

そして、自治大臣のGen Kyaw Swe氏が、6つの警察署の業績に関して勇気のメダルを授与し、副大臣のMaj-Gen Aung Soe氏は16の警察署に授与、警察のAung Win Oo少将が18の警察署に授与した。その後、副大統領は、式典の参列者と記録写真の撮影を行い、ミャンマー警察部隊の展示ブースを視察した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Myanmar President Office
http://www.president-office.gov.mm/

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