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2017-10-09 19:15

経済

日本政府、ミャンマーで職業訓練校の開設を計画

職業訓練校
開校までには2年必要
ミャンマー情報省によると、同国政府が日本政府と協力して同国内に職業訓練校を開設する計画だという。

在ミャンマー特命全権大使である樋口建史氏は、訓練学校を開設するために日本政府はまだミャンマー政府と交渉中だとした上で、
「訓練学校は、グレーター・ヤンゴン地区に建設される予定で、日本政府は訓練学校に必要な技術援助を提供する。このプロジェクトの実施には2年かかるだろう」(プレスリリースより)
と述べている。

グレーター・ヤンゴン地区(Greater Yangon Area)とは、ミャンマーの経済開発促進に焦点を当てたJICA(国際協力機構)主導の「ヤンゴン都市圏開発プログラム」の対象地区である。

適正な賃金が得られる「資格」制度の導入も
樋口特命全権大使によると、学校を建設する土地の選定や、ミャンマー国内外からのトレーナーの雇用、シラバスとカリキュラムの構築などを行う必要があるという。

ヤンゴン職業訓練校の建設完了後は、医薬品製造、エンジン技術、コンピュータ技術に関する研修が行われる予定となっている。

また、研修終了時には、研修生が適正に賃金を得られるようにする資格取得のためのプロジェクトも実施される予定だという。

なお、同プロジェクトには、道路輸送とICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)も含まれる。

(画像はphoto ACより)


外部リンク

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/

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