2017-10-09 06:00
社会
UNHCR、ロヒンギャ族を救うため8,370万ドルの追加資金を求める

ミャンマーから大流入 危機以前に300,000人もの難民
ミャンマーからのロヒンギャ族難民が増加し続ける中、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が、活動支援金の追加を、6日のプレスリリースで求めている。8月25日の危機から現在までに、ロヒンギャ族難民の数は、およそ515,000人にも上っていると推定されており、UNHCRはこの難民を救うための、6か月分の支援金8,370万ドルを求めた。
バングラデシュには、ミャンマーでの危機以前に、存在していた難民300,000人に加え、8月25日以降、絶え間なく難民が流入。これらを受けてUNHCRは、9月中旬に最高レベルの「緊急事態レベル3」を宣言している。
500メトリックトン分の支援物資も スタッフや支援を増やす
今までUNHCRは、バングラデシュ当局や、パートナー団体が提供する、支援物資や様々なサービスを効率的に届ける支援を行ってきた。500メトリックトン分の支援物資などを、輸送するための、航空輸送機5機を提供し、今後も更なる提供を予定している。世界中の国や民間企業などから、UNHCRには既に、合計2,410万ドルの活動支援金が提供されてきた。子どもや女性、高齢者など、多くの人が支援を必要としており、更なる追加支援資金を求めるに至っている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
UNHCR プレスリリース
http://www.unhcr.org/
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