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2017-10-08 23:00

社会

ミャンマー・ラカイン州の教育部門、100人以上を教師に任命

ラカイン州
トレーニング後に学校教師として任命
ミャンマー・ラカイン州のマウンドー(Maungtaw)基礎教育部門は、8月25日のテロ攻撃発生時に同州北部で働いていた教師のかわりに、マウンドーとButhidaungで100人以上の後任教師を任命する。

マウンドー基礎教育部門によると、新たに任命される教師はマウンドーで57人、Buthidaungで44人だという。

彼らは10月4日から9日にかけて、ムラウク・ユー(MraukU)とチャウピュー(Kyawpyu)で初級補助教員のトレーニングを受け、最終的に学校教師として任命される。また、いくつかの村では、村に任命される教師がアシスタントを務めるという。

マウンドー基礎教育部門のトップであるOhn Myint氏によると、すでに代替のジュニアアシスタント教師(JAT)を任命する準備をしていたといい、その最中にテロ攻撃事件が発生したという。

なお、マウンドー県には、州立高校を含む高等学校、中学校、小学校を合わせ計404校ある。

全校再開までには数ヶ月が必要
マウンドー基礎教育部門によると、8月25日に発生した反政府勢力・アラカン・ロヒンギャ救世軍(Arakan Rohingya Salvation Army:ARSA)による警察署襲撃事件の影響で、マウンドーで182校、Buthidaungで221校が閉鎖されていたという。

9月12日には、マウンドーで18校、Buthidaungで20校が再開された。

マウンドー基礎教育部門では同地域の学校を3つのカテゴリーに分類し、優先度の高い学校から再開しているという。

9月から11月にかけて第1優先校となる学校が、マウンドーで34校、Buthidaungで20校再開され、12月から来年2月にかけて第2優先校となる学校が再開される予定である。

最終段階で第3優先校に指定された学校が再開される予定で、全校が再開されるまでにはまだまだ時間がかかるという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/

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