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2017-10-02 10:15

社会

ミャンマーから命をかけて越境 女性と子どもが14人溺死

ユニセフ
ベンガル湾で、少なくとも14人の溺死を確認 大流入止まらず
世界中の子どもたちの命と、健康を守るために活動する国連機関である、公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、ミャンマーからバングラデシュを目指す途中で、難民14人が溺死したことを受けて声明を発表したと、9月29日のプレスリリースで明らかにした。

命がけで避難するロヒンギャ族を乗せた船が、インド洋北東部のベンガル湾で転覆し、女性や子ども合わせて14人が溺死したことが分かった。ユニセフ・バングラデシュ事務所代表エドゥアルド・ベイグベデル(Edouard Beigbeder)氏が、ミャンマーの切迫した状況を物語る出来事だと、声明を発表している。

難民の子どもが25万人以上に 人道支援や子どもの人権を保護
8月25日にミャンマー・ラカイン州で発生した危機から、ふるさとを離れてまで逃げてきた、ロヒンギャ族の子どもの数は、今までに25万人を超えているとし、何十人もの人が海で命を落とした。

ユニセフは、最も立場の弱い子どもへの支援に、重点を置いて活動を行うと同時に、緊急人道支援や、子どもの権利の保護を、国際社会に求めている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

公益財団法人日本ユニセフ協会のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/

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