2017-10-02 20:00
政治
ラカイン州の調査、現地悪天候を理由に延期

国連、在ミャンマー外国大使、国内外のジャーナリストによる調査団
9月28日、ミャンマー政府の一団がラカイン州のマウンドーを視察する予定だったが、悪天候により延期された。一団は、ミャンマー外務省大臣率いる48名。メンバーには国連スタッフ、アメリカとイギリス、ニュージーランド、シンガポールの在ミャンマー大使の他、国内外のジャーナリストも含まれている。
関係者は同日早朝、ヤンゴン国際空港に到着し、そのままラカイン州へのフライトに搭乗する予定だった。しかし、ラカイン州シットウェの悪天候を理由に予定されていた便は欠航になったという。
一団はVIPラウンジで3時間待機した。ミャンマー外務省大臣は、
彼らが日程調整を希望し、このまま待機を続けられるのなら、調査は10月2日に実施したい。(ELEVENより)
と伝えている。
国連等が対象地域へのアクセス開放を要求
今回の調査では、マグドーの数カ所で、ヒンズー教徒の遺体が発見された場所を含め、6か所を視察する予定だった。一団は日程調整に合意し、調査を実施することが決まった。メンバーの1人である国連のAntonio Guterres氏は、ラカイン州で起こっている「人道的な悪夢」を強く批難し、ミャンマー政府の軍事行動をすべて停止するよう、国連安保理事会に報告している。また、対象地域への人道的アクセスを解放することも要求している。
(画像はELEVENより)
外部リンク
ELEVEN
http://www.elevenmyanmar.com/local/11772
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