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2017-10-02 18:00

社会

モンスーンの豪雨の中、ミャンマーからバングラデシュを目指す難民

UNHCR
UNHCR、難民に破れにくいビニールシートを提供
ミャンマーから身の危険を感じ、多くのロヒンギャ族が、バングラデシュに越境している。モンスーンによる豪雨の中、難民キャンプに到着している人々に対し、UNHCRが破れにくいビニールシートを提供していると、9月29日のプレスリリースで発表した。

UNHCRは、ロヒンギャ族の難民の一人である、Suruz Jahanさん(75歳)の話を紹介。彼女は、豪雨に打たれ、何日も長い道のりを裸足で歩いてきた。

難民キャンプで、人生を取り戻すための一歩として必要なものは、雨を避ける頭を覆うものであるとし、
「母と父を再び見つけた感じがします。仮設シェルターもあるので、これで食べ物を探せます。」(プレスリリースより引用)
と、提供されているビニールシートの重要性を表現した。

バングラデシュ当局主導の支援活動をサポート 募金を呼びかける
ミャンマーの国境ポイントで、UNHCRは支援物資を、すぐに手渡せるように活動を続けており、ビニールシートは今週から提供を始めたとしている。

ほかにもUNHCRは、バングラデシュ当局主導の、難民支援活動のサポートを行っており、23台の車両を緊急に提供。10台のピックアップ・トラックも寄付する予定だとした。

また、子どもなどを含めた難民の数が、現在までに500,000人以上に上っており、専用ページにて、寄付を呼びかけている。集まったお金によって、ビニールシートや衣類、睡眠用マットが寄付されるとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

UNHCR プレスリリース
http://www.unhcr.org/

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