2017-09-25 18:00
社会
ワールド・ビジョン、言葉ではなく行動するように呼びかける

ミャンマー難民の証言も 世界のリーダーや報道機関が協力を
世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョンが、22日のプレスリリースにおいて、ミャンマーのロヒンギャ族などの状況を報告。世界のリーダーや報道機関が力を合わせ、言葉ではなく行動で、子どもたちに救いの手を差し伸べるように呼びかけている。8月末のミャンマー西部ラカイン州で起きた、戦闘をきっかけに、多くの子どもを含む40万人以上の難民が出ている。ワールド・ビジョンが現地において、ミャンマー難民に行ったインタビューでは、その凄惨さが証言で得られたとしている。
人道支援の厳しい制限 一人にも支援を届けることができず
ワールド・ビジョンの政策・渉外関係責任者、クリス・ダークセン・ヒバートの話によって、WFP(国際連合世界食糧計画)のパートナーとして、ラカイン州の子どもを含む、およそ2万人に、3週間前まで食糧支援をしていたが、今では届けるのが不可能な状態だということが分かった。人道支援が厳しく制限されているためであり、最も弱い立場の子どもたちが、大きな被害を受けていると指摘。国連総会で、平和調停などへ向けて、真剣に動き出すべきだとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ワールド・ビジョン・ジャパンのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/
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