2017-09-11 19:00
政治
インド・モディ首相、スーチー氏に学生時代のレポートを提示

奨学生時代の研究レポートのコピーを進呈
ミャンマーを訪問したインドのモディ首相が、アウンサンスーチー氏にある書類のコピーを渡した。そのコピーは1986年、スーチー氏が奨学生としてインディアン・インスティテュート・オブ・アドヴァンスト・スタディ(IIAS)に在籍時、提出した研究レポートだった。
レポートのタイトルは「植民地時代におけるビルマとインドの知的・伝統的成長と発展」。約30年前、スーチー氏が同校で発表したレポートだった。
スーチー氏は1986年5月、シムラーにあるIIASに在籍。それ以前にも、ニューデリーの修道院スクールで学び、デリー大学Shri Ramカレッジで政治学を専攻し、1964年に卒業している。
モディ首相からのプレゼントは、スーチー氏にとって、長い学生生活を送ったインドを思い起こさせる感動的なものだっただろう。
国境地域の問題を始め、協力体制を強化することを確認
今回の会談で2人の首脳は、両国の関係をさらに強化させることについて協議した。会談では、ラカイン州のイスラム系少数民族の問題解決に協力すること、国境警備やビザの問題改善を強化していくことが確認された。両国が接する国境は1640キロメートルに及ぶ。ナガランドやマニプールなどの国境地域では移民や暴力などさまざまな問題が発生する。
モディ首相は、このような問題から自国を守る一方で、インドへの入国を希望するミャンマー人に、無償のビザを発行することも考えている。
(画像はELEVENより)
外部リンク
ELEVEN
http://www.elevenmyanmar.com/asia/11481
Financial Express
http://www.financialexpress.com/
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