ミャンマーニュース

9月21日から10月8日、インレー湖でPhaung Daw Oo Pagodaフェスティバルが開催される。

標高900mに位置するインレー湖は、長さ22km、幅10km、浮島もある大きな湖だ。周囲にはさまざまな民族が暮らしており、観光スポットとしても人気がある。

その中でも多くの人が訪れるのは、Phaung Daw Oo Pagodaだ。豪華で神秘的なPhaung Daw Oo Pagodaはアジアでも有名な寺のひとつ。インレー湖中央部にあり、寺には5体の小さな仏像が収めてある。

フェスティバルは毎年、月の暦に従って新月後の三日月に始まり、満月の数日後までの18日間行われる。期間中は湖周辺、山地に住む何千人もの人々が訪れ、漆のトレーに乗せられた花やフルーツを仏塔に供える。

周辺の漁村に伝わる伝統的なボートレースも開催される。この地方では片足でボートを漕ぐのが特徴だ。

期間中には、伝説の鳥をイメージした黄金のボートがつくられ、4体の仏像を乗せて湖をめぐる。1体は常に仏塔に保管されている。地域ごとに装飾が施されたはしけがつくられ、ボートは時計回りに村々を周遊する。仏像は夜間、村の修道院におさめられる。

周辺住民にとって、黄金のボートが到着する日がフェスティバルのメインとなる。人々は敬意と尊敬をしめすため、数百のボートが周囲に集まってくる。観光客はモーターボートのツアーに参加し、フェスティバルを楽しむのが最適だ。

（画像はYangon Lifeより）

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