2017-09-05 00:00
社会
UNHCR、国境開放を要請 ミャンマーのロヒンギャ族の受け入れを

UNHCRがバングラデシュ当局と会談 避難民の受け入れを
ミャンマー西部ラカイン州で8月25日に起きた、ロヒンギャ族の武装勢力と、警察や軍との衝突により、ロヒンギャ族の避難民がバングラデシュへ押し寄せている。しかし、バングラデシュ当局が国境を封鎖するなどし、立ち往生している避難民が多くいる。これらを受け、国連難民高等弁務官事務所(以下、UNHCR)が、バングラデシュ当局と会談を行い、避難民の受け入れをするように要請したと、8月29日のプレスリリースで発表した。
多くの救援活動も実施 ミャンマーから避難民が増加する見込み
また、UNHCRはバングラデシュ当局に対し、国境を開放するように要請したと同時に、ミャンマーからの避難民の一部受け入れや、救援物資の提供に謝意を表した。女性や子ども、高齢者、中にはけがを負った人もおり、クトゥパロング(Kutupalong)など、国境付近のキャンプでは、NGOや地元のコミュニティ、バングラデシュ当局、UNHCRなどが救援活動を行っている。ミャンマーでは切迫した状況が続いており、UNHCRは、今後数日間で更に避難民の数が増加するとの見解を示している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
UNHCR プレスリリース
http://www.unhcr.org/
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