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2017-09-04 04:15

社会

武装勢力の制圧に向け、バングラデシュが軍事援助を提案

ロヒンギャ族
ミャンマー政府が望めば、共同軍事作戦の可能性も
8月25日にミャンマー西部・ラカイン州の北部地域で、イスラム系少数民族ロヒンギャの武装勢力が、警察や軍の施設を襲撃した事件があり、その後も戦闘が激化している。その武装勢力を制圧するために、バングラデシュがミャンマーに対し、軍事援助を提案していると、8月28日より各メディアが報じた。

バングラデシュの外務省幹部が、バングラデシュの首都ダッカでミャンマーの代理公使と会談。バングラデシュ外務省関係者の一人は、匿名を条件にメディアの取材に応じ、
「ミャンマーが望むのであれば、アラカン・ロヒンギャ救世軍(ARSA)や、無国籍の武装勢力に対し、共同で軍事作戦を行うことが可能であると伝えた。」(The Nationより引用)
と話した。

3日間で3,000人以上がバングラデシュへ 女性や子どもも押し寄せる
8月28日の国連難民機関の発表によれば、事件発生から3日間だけで、3,000人以上のロヒンギャ族が、ミャンマーからバングラデシュへ逃れてきたとされている。

また、新しく国境を越えてきている人の大多数は、女性や子どもで、同伴者がいない子どもも多くいるとしている。

(画像はThe Nationより)


外部リンク

The Nation
http://nation.com.pk/

Fairfield Current
http://www.fairfieldcurrent.com/

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