2017-09-03 20:00
経済
ミャンマー小売業協会、オンラインショッピングに関するルール制定を求める

ライセンスなしの運営、税金も未払い
ミャンマー小売業協会は、政府に対し、オンラインショッピングに関する明確なルールと方針を定めるよう求めた。協会のU Myo Min Aung副会長は、現状のオンラインショッピングは違法取り引きだと述べる。その理由として、売り手、買い手ともに互いの情報が不透明なまま取り引きが行われていることが上げられている。
副会長は、
SNSを通したデジタルマーケティングはライセンスなしで実行できる。税金も支払われていない。そのため、私たちは政府に対し、オンラインショッピングに関する政策を検討するよう求める。(ミャンマー情報省より)
と語っている。
業者、商務省、起業家のミーティングで問題提起
この問題について、小売業者と商務省関係者が短いミーティングを設けた。会議は進行中だ。また、U Myint Swe副大統領と起業家による定期的なミーティングにおいても、すでに問題が提起された。副会長は、
ほとんどのオンラインショッピング事業者は登録されていないので、この問題を解決することは難しい。登録を済ませた事業者だけが、公正なルールのもとで取り引きできる。(ミャンマー情報省より)
と述べた。
オンラインペイメントは、ミャンマーではまだ普及されておらず、現金による支払いが一般的だ。製品に対する説明義務や法律は存在せず、売り手にも買い手にもクレームを伝える手段がない。オンラインショッピングによって国が得ている収入もない。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/1/09/2017/id-11410
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